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チクングニア熱の流行発生情報

国立感染症研究所より抜粋!!

 

2014年02月24日更新 カリブ海諸国におけるチクングニア熱の患者の発生状況について
2月21日付けで公表された欧州疾病対策センター(ECDC)の情報によりますと、カリブ海諸国でチクングニア熱の患者が増加しています。
カリブ海諸国におけるチクングニア熱の流行は、2013年12月6日にカリブ海のサン・マルタン(セント・マーチン)島のフランス領で報告されました。これは、アメリカ大陸において、初めて地域内感染が確認された事例でした。
ECDCは2013年12月に流行リスク評価を公開し、カリブ海地域の島々に広がっていくリスクが高いことを結論づけました。それ以降チクングニア熱の地域内感染は、カリブ海の複数の島から報告されており、最近では南アメリカ(仏領ギアナ)で初めて報告されました。
2月21日時点における患者の発生状況(5,900人以上の疑い患者を含む)は以下の通りです。
・サン・マルタン島(フランス領):疑い患者は1,780人です。
・サン・マルタン島(オランダ領):確定患者は65人です。
・サン・バルテルミー(セント・バーソロミュー)島:疑い患者は350人です。
・マルティニーク:疑い患者は3,030人です。
・グアドループ:疑い患者は1,380人です。
・英領ヴァージン諸島、ヨスト・ヴァン・ダイク島:確定患者は5人です。
・ドミニカ国:確定患者は45人(うち輸入例が1人)です。
・アンギラ:確定患者は5人(うち輸入例が1人)です。
・アルバ:輸入例が1人です。
・セントクリストファー・ネイビス:確定患者は1名です。
・仏領ギアナ:確定患者と感染した可能性のある患者合わせて7人(うち輸入例が5人)です。

 


2014年01月23日更新 シンガポールでデング熱とチクングニア熱の患者が増加しています
2月19日付けで公表されたシンガポール保健省の情報によりますと、シンガポールでは、デング熱とチクングニア熱の患者が増加しています。
デング熱の患者は、第7週(2月9日から15日まで)に370人が報告され、今年の累積報告数は2,530人となりました(昨年の第7週は246人、同時期までの累積報告数は1,679人でした)。また、重症型であるデング出血熱の患者の累積報告数は2人となりました(昨年同時期までの累積報告数は8人でした)。
チクングニア熱の患者は、第7週に11人が報告され、今年の累積報告数は124人となりました(昨年の第7週は0人、同時期までの累積報告数は5人でした)。

2013年07月16日 7月10日付で公表されたシンガポール保健省の情報によりますと、シンガポールでは、デング熱とチクングニア熱の患者が増加しています。デング熱の患者は、第27週(6月30日から7月6日まで)に677人が報告され、今年の累積報告数は12,382人となりました(昨年の第27週は140人、同時期までの累積報告数は2,120人でした)。また、重症型であるデング出血熱の患者の累積報告数は52人となりました(昨年同時期までの累積報告数は16人でした)。

チクングニア熱の患者は、第27週に26人が報告され、今年の累積報告数は404人となりました(昨年の第27週は患者発生報告がなく、同時期までの累積報告数は9人でした)。

 

2010924にヴァール県のフレジュス(Frejus)で、チクングニア熱に現地で感染した症例が初めて確認されました。この患者は12歳女児で、最近フランス本土以外に旅行したことはなく、9月18日発熱、関節痛、皮膚発疹、全身倦怠感で発症した。この1例目の周囲で、チクングニア熱に罹患した他の症例の有無について積極的な調査を行ったところ、第2の地域感染例が925日に診断されました。

2005年初頭にコモロ(Comoro)諸島で流行が発生した。その後、ウイルスはインド洋に位置する他の島国(モーリシャス:Mauritius, レユニオン:Reunion, セーシェル:Seychelles, マヨット:Mayotte)などに拡大し流行した(地図参照)。レユニオン島では、2005年の3月から2006年の3月までで24万人以上の患者が発生した。この流行では多くの重症例が発生し、死者237人が報告された。神経症状(脳症)肝炎症状を呈する症例が報告されている。2006にはインド西部、スリランカでも流行をみており、香港、台湾、米国などからも輸入症例が報告されている。