「厚生労働省検疫所FORTHホームページより抜粋!!
2013年07月18日 米国疾病予防管理センター(CDC)によりますと、米国では7月16日時点で23人の患者が報告されています。患者が発生した州は、アリゾナ州(1人)、カリフォルニア州(1人)、コロラド州(1人)、アイオワ州(2人)、ミシシッピ州(5人)、ネバダ州(5人)、サウスダコタ州(4人)、テネシー州(1人)、テキサス州(2人)です。患者のうち、髄膜炎や脳炎などの神経侵襲性の患者は10人で、非神経侵襲性の患者は13人でした。患者のうち3人が死亡しました。このほか、献血時のスクリーニングで陽性であった無症候性(発症していない)献血者が3人報告されました。
2013年06月10日 CDC(米国疾病予防管理センター)によりますと、6月4日時点で、3人の患者が報告されています。患者が発生した州は、カリフォルニア州、ミシシッピ州、テキサス州です。3人のうち、髄膜炎や脳炎などの神経侵襲性の患者は2人で、1人が死亡しました。また、非侵襲性の患者は1人でした。なお、2012年の米国におけるウエストナイル熱患者の合計は5,674人で、そのうち286人(5%)が死亡しました。
2012年10月15日、欧州疾病予防管理センター(ECDC)の情報によりますと、10月11日時点で、EUでは、ウエストナイル熱の患者は合計223人が報告されています。また、ヨーロッパの近隣諸国では、合計516人のウエストナイル熱の患者が報告されています。
これまでに患者の報告のあった国は、ギリシャ(159人)、ハンガリー(8人)、イタリア(42人)、ルーマニア(14人)、クロアチア(5人)、マケドニア(5人)、イスラエル(46人)、コソボ(4人)、パレスチナ自治区(2人)、ロシア(394人)、セルビア(45人)、チュニジア(15人)です。
2012年10月11日、北米で、48州から4,249人の患者が報告されており、そのうち168人が死亡しています。このうち、髄膜炎や脳炎などの神経侵襲性の患者が2,123人(50%)、非侵襲性の患者が2,126人(50%)でした。
アメリカ合衆国でウエストナイル熱の患者が報告された2003年以降、10月の第2週までにCDCに報告された患者数としては最も多くなっています。患者数の約70%がテキサス州、カリフォルニア州、ルイジアナ州、ミシシッピ州、サウスダコタ州、ミシガン州、オクラホマ州、イリノイ州の8州から報告されており、全患者数の3分の1以上がテキサス州から報告されています。なお、2011年のアメリカ合衆国におけるウエストナイル熱患者の合計は712人(そのうち43人が死亡)でした。
また、カナダ公衆衛生庁によりますと、9月29日までに合計386人の患者が報告されました。このうち神経侵襲性の患者が113人(29%)、非侵襲性の患者が206人(53%)、その他の患者が67人(17%)でした。オンタリオ州(226人)、ケベック州(102人)、マニトバ州(39人)、アルバータ州(9人)、サスカチュワン州(9人)、プリンスエドワードアイランド州(1人)の6州から報告されています。なお、プリンスエドワードアイランド州の患者は、州外への旅行歴があります。
2012年9月6日、欧州疾病予防管理センター(ECDC)の情報によりますと、EUでは、ウエストナイル熱の患者は合計136人(このうち確定患者は57人)が報告されています。また、ヨーロッパの近隣諸国では、合計311人のウエストナイル熱の患者が報告されています。ハンガリーでは、今年、初めて確定患者が2人報告されました。これまでに患者の報告のあった国は、ギリシャ(118人)、ハンガリー(2人)、イタリア(4人)、ルーマニア(12人)、イスラエル(15人)、パレスチナ自治区(2人)、ロシア(278人)、セルビア(15人)、チュニジア(1人)です。
2012年9月4日、CDC(米国疾病予防管理センター)によりますと、全米で1,993人の患者が報告されており、そのうち87人が死亡しています。このうち、髄膜炎や脳炎などの神経侵襲性の患者が1,069人(54%)、非侵襲性の患者が924人(46%)でした。
2012年8月30日、北米は、ウエストナイルウイルスの感染シーズンに入っています。CDC(米国疾病予防管理センター)によりますと、8月28日時点で、全米で1,590人の患者が報告されており、そのうち66人が死亡しています。このうち、髄膜炎や脳炎などの神経侵襲性の患者が889人(56%)、非侵襲性の患者が701人(44%)でした。アメリカ合衆国でウエストナイル熱の患者が初めて確認された1999年以降、8月の最終週までにCDCに報告された患者数としては最も多くなっています。患者数の70%以上がテキサス州、サウスダコタ州、ミシシッピ州、オクラホマ州、ルイジアナ州、ミシガン州、の6州から報告されており、全患者数の45%以上がテキサス州から報告されています。なお、2011年のアメリカ合衆国におけるウエストナイル熱患者の合計は712人(そのうち43人が死亡)でした。
2012年8月23日、ヨーロッパ疾病管理センター(ECDC)の情報によりますと、今年、ヨーロッパでは、ウエストナイル熱の患者は合計91人(このうち確定患者は37人)が報告されています。また、ヨーロッパの近隣諸国では、合計143人のウエストナイル熱の患者が報告されています。これまでに患者の報告のあった国は、ギリシャ(86人)、イタリア(1人)、ルーマニア(4人)、イスラエル(4人)、パレスチナ自治区(1人)、ロシア(133人)、セルビア(4人)、チュニジア(1人)です。
2012年08月08日、CDC(米国疾病予防管理センター)によりますと、8月7日時点で、全米で390名の患者が報告されており、そのうち8名が死亡しています。なお、2011年のアメリカ合衆国におけるウエストナイル熱患者の合計は712名(うち43名死亡)でした。また、カナダ公衆衛生庁によりますと、カナダでも、今年初めての患者が報告されました。7月22日から28日の間にオンタリオ州で1名報告されています。
2012年07月30日、7月26日付けのヨーロッパ疾病管理センター(ECDC)の情報によりますと、これまでにヨーロッパで合計14人、ヨーロッパの近隣諸国で合計20人のウエストナイル熱の患者が報告されています。イタリアのサルデーニャ島で1人の患者が新たに報告されており、この地域(オリスターノ)は昨年も患者の報告がありました。これまでに患者の報告のあった国は、ギリシャ(13人)、イスラエル(4人)、パレスチナ自治区(1人)、ロシア(15人)です。
2012年07月17日、ヨーロッパ疾病管理センター(ECDC)の情報によりますと、先週、ギリシャでウエストナイル熱の患者1人と疑い患者1人が報告されました。ギリシァでの患者発生がシーズンの初めに起き、アテネの近くである、パライオ ファリロ(Palaio Faliro)とアルギョウポリ(Argyroupoli)で発生しており、サーベイランスが強化されています。アテネで伝播するようになると、今後、アテネや他の地域で患者が増加するおそれがあります。
2012年06月21日、公表されたCDCの情報によりますと、テキサス州で患者が1名報告されました。2011年の米国におけるウエストナイル熱感染者の合計は712名(うち43名死亡)でした。
2011年08月17日、2011年7月初めから2011年8月11日までに、アルバニア、ギリシャ、イスラエル、ルーマニア、ロシア連邦でウエストナイル熱の発生が報告され、増加傾向にあります。
2011年08月04日、7月以降、ルーマニア、ギリシャの中央マケドニア地域、テッサリア地域、アッティカ地域、ロシア、イスラエルでウエストナイル熱の発生が報告され、この地域がウェストナイルウイルスの感染シーズンに入ったと考えられています。
2013-08-06 08:45:30
海外感染症情報
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