今日はボウフラ(幼虫)について少し・・・。 (*^.^*)エヘッ
幼虫は全身を使って棒を振るような泳ぎをすることからボウフラと呼ばれています。
ボウフラは定期的に水面に浮上して空気呼吸をしつつ、水中や水底で摂食活動を行います。
生息場所としては、主に流れのない汚れた沼や池などに生息するのですが、ハマダラカの一部などで知られるようにきれいな水を好むものや、水たまりや水の入った容器の中など、ほんのわずかな水場でもしっかり環境に適応して成虫になるものもいます。
また、トウゴウヤブカにみられるように、海水が混じる海浜部にある岩礁の潮溜まりなどの高い塩分濃度になる環境でも生息する事でも有名です。
インターネット上で調べてみると
ボウフラは空気を呼吸するのに尾端にある吸管を使用するのですが、ハマダラカ類では呼吸管がないため、体を水面に平行に浮かべて、背面の気門を直接水面に接して呼吸すると言う事らしいです。
幼虫のほとんどは水中のデトリタスや細菌類などを食べおり、ハマダラカ類では水面に吸着した微生物、そしてイエカ類では水中に浮遊する微生物や細かいデトリタス粒子、またヤブカ類では水底に沈んだ粗大なデトリタス塊を摂食する傾向が強い様です。
蛹はオニボウフラ(鬼孑?)と呼ばれており、胸から伸びた呼吸管が鬼の角のように見えることがその由来の様です。
他の昆虫の蛹と同じく餌はとらないのですが、幼虫と同じくらい活動的です。呼吸は胸の「ホルン」と呼ばれる器官を使って行っています。
とまぁこんな感じですね。
基本的に卵から蛹までの期間は種類や温度によって変わるようで、イエカの一種Culex tarsalisは、20℃の環境では14日で生活環を完成させるよですが、25℃の環境では10日であったとされてます。
でも、昨年の様に暑すぎると活動が鈍る傾向があるようですね。
2011-03-28 11:57:00
店長ブログ
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