デングウイルスは血清学的には1~4型に分類されるらしい。
同時期に同地域で複数の型のデングウイルスが存在する事もよくあるらしい。ただ、感染した症状からデングウイルスの型はわからないとの事。
人は感染したあと症状が回復傾向になった場合、その感染と同型のデングウイルスに対する防御免疫を備えます。
でも、他の3つの型のデングウイルスに対しては防御免疫はあくまでも一時的且つ部分的な事により、仮にその後に他の型のデングウイルスに感染し発症した場合には、重篤を呈する危険が増して、重症型のデング出血熱になる可能性が高いと言う事です。
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これが一番怖いのです。
※一般的に言われている症状
デング出血熱は血漿漏出、出血傾向を主症状とする重症型と言う事で大人よりも15歳以下の子供によくみられる。
致命率5%程度で、死亡の多くは小児にみられます。
そして血漿漏出が更に進行すると循環血液量の不足からショックに陥ることがあるらしく、これがデングショック症候群(DSS)と呼ばれています。
デング出血熱、デングショック症候群において適切な治療が遅れた場合、致命率は20%から50%であると言われています。
これがデングウイルスに感染した場合の起こりえる現実なのです。
ただ蚊に刺されて痒いなぁ~ なんて言ってられますか?
では次回からはウエストナイル熱について書き込みますね。
('-'*)ヨロシク♪
2011-10-05 15:29:00
店長ブログ
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