フィリピンから帰国した30代の女性がデング出血熱を発祥し病院にて死亡が確認されました。
6月末から7月15日までフィリピンに滞在しており、その間にデング熱ウイルスに感染したものと思われます。
しかし、空港検閲では引っかからずそのまま帰宅し、その後発祥したのち発疹や出血を伴って死亡したようです。
2005年以来、2例目の犠牲者となりました。
ご冥福をお祈り申し上げます。
一番恐れていたパターンの結果となります。
海外の渡航暦が多く、尚且つ1度はデング熱による発症を経験してらっしゃる方は
出来るだけデング熱の流行域には出向かない方が賢明と思われます。
デング熱には4種類のパターンがあり
その内、同じパターンのデング熱に感染する分にはまだ抵抗力がありますが
違う種類のパターンに感染した場合には、デング出血熱を発症する可能性がグッと高くなります。
この女性も空港検閲で見つかっていればここまで酷くならなかったのではないかと思いますが
自分1人だと、単なる風邪だと勘違いして、熱が下がるのを待ってる状態だったのではないかと推測されます。
残念です。
これからオリンピックによるジカ熱がとても心配されます。
発症しても感染したことに気付かない事も普通にあります。
そのまま国内に帰ってきて、知らない内にヒトスジシマカに吸血されれば
一気に感染が拡がって行きます。
1匹の蚊は一生の間に3回から4回の卵を産むと言われます。
つまり3・4回は吸血行動を実行すると言う事なのです。
1人だけからではなく、数人から吸血を行えばその全ての人に感染が拡がると言うことなのです。
予防薬や治療薬はまだありません。
ブラジルでのオリンピック後の日本はとても心配です。
そうです。 来年の夏前後に出産される子どもさんが心配されます。
感染したことに気付かないのが最悪なのです。
蚊の発生をとにかく抑えてください。
それしか今は対策がありません。
2016-07-25 10:25:10
店長ブログ
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