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ジカ熱の怖さは感染に気付かない事

ジカ熱の怖さは感染に気付かない事


ジカウイルスは、1947年にアフリカ・ウガンダのジカ森で見つかったフラビウイルス科フラビウイルス属に属する病原体です。


シマカによる感染が確認されており、日本には媒介者である
ヒトスジシマ蚊が生息する為主な感染源として注意が必要です。
また、
新たに分かった事ですが性的な接触による感染が疑われるケースがアメリカ国内で14件報告されており、「ジカ熱」の感染が確認されている地域に渡航した男性と性的な接触を持つ場合は予想以上に注意が必要となります。


ウイルスの潜伏期間は約2日~10日で、発症すると発熱や全身の皮診、関節痛、頭痛、筋肉の痛み等の症状があらわれます。

感染者のうち発症するのはおよそ2割と言われ、約8割は感染しても症状が現れないようです。


ジカウイルス感染症は殆どが重症化する事無く回復する為、
病院に行かないもしくは感染した事を気づかない人もいるでしょう。
その為
感染範囲の拡大が懸念されるのです。 

問題は、感染した妊婦から「小頭症」のこどもが相次いで生まれていという事です。

 ※小頭症の子どもには脳の萎縮や石灰化などが見られ、知的障害や視力・聴力障害などを伴う場合がある。


ブラジルでは2015年10月から小頭症のこどもが急増し、
今年2月までの間に4783人の小頭症が疑われる胎児または新生児の報告がありました。


今年の8月~9月にブラジルのリオデジャネイロでオリンピック・パラリンピックが開催されます。
多くの日本人が4年に1度の祭典を楽しむ事でしょう。
しかし、
ブラジルはジカ熱の流行域です。感染しても約8割が無症状であるため、
感染者自身も気付かない間に日本にウイルスが持ち込まれる可能性は十分に考えられるのです。


さらに日本も8月と言えばヒトスジシマ蚊が活発に動いている時期です。


感染に気付かないから対応に遅れが出てしまう !!


ウイルス対策としてのワクチンや治療薬はまだありません

長袖や長ズボン、蚊帳や防虫剤等を使って蚊を避けるしかありません。

もちろん 
一番良いのは蚊を発生させない事 なのです。

蚊の発生源は出来るだけ除去する事はとても重要かつ最善の方法なのです。

 

2016-02-24 16:51:28

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